一休 真実の探究

野口整体、霊性修行、スピリチュアルなこと、気 エネルギーについて

治る力

今は、病気をしたり怪我をしたりすれば、まず病院に行くという人がほとんどでしょうか。
そこで薬をもらって処置をする、というのが今の常識でしょう。


こんな常識の中で生活していると、
病気も怪我も、まるで薬の力で治っているものと思い込んでしまいそうですが、

実際には、病気や怪我が治って修復されていくのは薬の力ではありません。
治っていくのは全部自分の心と身体の力です。
薬を飲もうが飲むまいが、治していく力そのものは全て自分の中にあります。
既に自分の中に備わっているものです。


ここを勘違いしているとおかしなことになってしまいます。



症状とは、それ自体が不要なものを体外へ出すとか、
その症状によって恒常性を保とうとする働き、
今より悪くなる、危険な状態になるのを回避しようとする働きですので、
全て必要あっての働きです。

対症療法の薬でそれらの働きを抑えてしまえばどうなるか。


それは、
お尻の穴に栓をしたらどうなるか。
川の水の流れるのを堰き止めたらどうなるか。
これと同じことです。


一番出やすい出口が塞がれれば、今度はどうにかして形を変えて他から出ようとします。
簡単に出られないから複雑化します。
スムーズに出なければ溜まり溜まって、爆発します。


症状は常に小出しに出ている方がいいのです。

病状は、経過させるものです。


一休