一休 真実の探究

野口整体、霊性修行、スピリチュアルなこと、気 エネルギーについて

集注(集中)する

物事に集注するということは、骨盤の開閉と繋がっております。


人は何事かに集注しているとき、
身体の動きとしては、骨盤が閉まります。

状態によって、いい閉じ方、良くない閉じ方、いろいろな閉じ方はありますが、

基本的には、
集注するとは骨盤の閉まりです。



心地のよい集注をしている時というのは、いい形で骨盤も引き締まって閉じています。




f:id:ikkyuw:20160119210453j:plain




集注するということには、
いわゆる集中力がある、何かに熱中しているということ以外にも、
いろいろな集注状態があります。




あいつを殺してやりたいと思っている時も、その想いに集注して骨盤は閉じています。

心を閉ざして人と関わりたくないと言うときも、骨盤は閉じています。



あまりいい集注とは言えませんが、これらも集注した状態です。


いいも悪いも、集注すれば、
一つのことにエネルギーが集まり、継続して注がれます。
骨盤が閉じて、そこにエネルギーが集まります。



感情が集注するのも、
心が閉ざされるのも、
エネルギーが内向し集まった状態です。

内向したエネルギーは凝固しやすくなるため、
これが発散されずに、骨盤の閉じたまま動かなくなると、
バネを押し潰すようにエネルギーが圧縮されていき、いつか反動で噴出します。


その噴出の端的な形は破壊です。
物を壊す、人を壊す、自分を壊すです。

最悪の場合が、人殺しや自分殺しです。




f:id:ikkyuw:20160119210600j:plain



こういう烈しいエネルギーというのは、何かにつけて骨盤が閉まっていく性質を持った人の話で、
こういう人は継続していい集注を行うこともできますが、
恨み憎しみにも継続した集注が行われます。


反対に、何かにつけて骨盤が開いていく性質を持った人もおり、
そういう性質の人というのは、人殺しだのという烈しい感情とはあまり縁がありません。
継続して集注を行えないため、心が弛めば嫌な思いでもなんでもすぐに忘れてしまいます。




f:id:ikkyuw:20160119213124j:plain




骨盤が閉じるというのは、
エネルギーの集注、感情の集注と一つです。


骨盤が開くというのは、
エネルギーの分散、感情の分散です。



心の状態は、こうした身体の状態として具体的に表れます。



一休