あくび
しばらくブログどころではなく、久しぶりの更新であります。
これからものんびりたまには書いていこうかと思います。
あくびは緊張を弛めようとすると出てくる、一種の伸びのような不随意運動です。
観察してみると、動きとしては頭とか首とか鳩尾とかを特にぐーっと弛めようとしているように自分は感じられます。
当然そればかりでも無いでしょうが。
人の活動というのは、緊張と弛緩の繰り返しです。
緊張してエネルギーを発散し、
弛緩してエネルギーを集めたり、バランスを調整したりしております。
緊張が続けば、今度は弛緩の要求が起こってくる。
弛緩すれば、今度は緊張の要求が起こってくる。
おおざっぱに簡単に言えば、
活動して、眠り、活動して、眠る。
これを繰り返し行ってるのが人の営みです。
これが、
過度の緊張が続いたり、何か心に強いとらわれがあったりなど、気のバランスが悪くなると、
心身とも弛緩しにくくなります。
心身が存分に弛緩してはじめて、存分な緊張も行えるというものです。
弛緩が中途半端だと、緊張も中途半端にしか行えません。
中途半端だと、弛緩にも緊張にも、快感が薄れます。
要するに、生きてることの快感とか実感とかが薄くなってしまいます。
私はこのしばらくあくびが全く出なくなっていたのですが、自分でもはっきり気づいていませんでした。
精神的に激しく動揺することがあり、それ以降強い緊張が解けずにいました。
やっとここへきてあくびが何十回と出続けて、その動揺による緊張が少しずつ解けてきました。
眠くなってもあくびが出てこない時は、心身が過度に緊張しています。
あくびがきちんと出てるかどうかも、自分の状態を知る一つの目安になります。
一休