一休 真実の探究

野口整体、霊性修行、スピリチュアルなこと、気 エネルギーについて

心の緊張を弛める

活元運動を行ったあと、疲労が一気に出てくることがあります。

心の緊張がほぐれることでそうなるわけですが、
逆にいえば、自分ではよくわかっていなくても、日常的に無意識に緊張させている意識、心の状態というものが人には誰しもあるということです。


心がほぐれ、表の意識が休まる状態になると、ガクンと疲労に襲われたりします。
実際にそうなってみないと、普段の自分の緊張状態というのはなかなか自覚できないものであります。


活元でなくとも、心身共に深く弛むようなことをするとこうして強い疲労が出てくることがあるかと思います。



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活元やヨガ、瞑想など、
心身を深く弛めることを普段的によく行っている人はある程度自覚できるものがあると思いますのでいいのでしょうが、

弛めることを普段まったく行っていない人は、
定期的にでも温泉にしっかりと浸かったりして、とにかく強制的に心身を弛めることを取り入れることは大切であると思う私です。


まずしっかりと、きちんと脱力ができないと、しっかりと気の整った緊張というのもなかなかできないのです。

心の乱れが多くなれば、日常を心地よく過ごせないし、仕事のパフォーマンスなども落ちるでしょう。



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休むことも弛めることも訓練なのです。


一般に真面目と言われる人ほど、大概休むこと弛めることが下手です。
人によっては何もしないで休むというのがサボっているように思ったりする人もいます。

しかし、緊張は脱力と一対なのです。
脱力無くして良き緊張は生まれないのです。

そして、
脱力するのは、緊張させるよりも難しいものであります。



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何もしないでいられる、何も考えないでいられる心の脱力した落ち着いた状態になれること。


心身が深く休まることができてはじめて、
そのあとそこから、質の高い緊張で、質の高い意識を使って日常活動を行ってゆくことも出来るようになるものであります。



一休