裡の働き
病症が出ている時は、裡の働きが活発な時です。
中が活発であるから、排泄、弛緩の働きにより病症が表れるのです。
裡の働きが鈍いときには病症は停滞し、
活発に排泄、弛緩が起こりません。
食欲も、活発なときは少量になります。
少ない摂取で沢山動ける、燃費のいい状態になります。
必要以上に空腹にもなりません。
鈍い不活発なときには必要以上に多くを欲します。
あるいは、味の濃いものや塩気の強いものなど欲します。
味覚も鈍るため、味が強くないと物足りないのです。
私は飲まないのでわかりませんが、お酒も活発な時期は少量で心地よく、抜けが良いと言います。
不活発なときほど悪酔いしやすいそうです。
心身を本質から養うにおいては、
裡の働きがより活発になって行くようにすることが必要であります。
一休