エネルギーの消費
暴飲暴食、自傷行為など、
使われるべき、流れるべきエネルギーが上手に使われず心身内部に滞ってくると、
自分を壊す働きに変わる。
自分を壊し、自分を傷つけることで滞って溢れたエネルギーの消費を図ろうとします。
暴飲暴食、自傷行為などの自分を破壊しようとする行為は、
そうした溢れたエネルギーを発散消費する無意識の要求です。
その元には、心満たされてゆこうとする要求の発動があるわけですが、
それが正しく満たされる方法がとられなければ、あるいはスムーズに行かなければ、
こうした生産的でない、発展性のない消耗方法になってしまいます。
心身内部にエネルギーの流れを止めてしまうような、邪魔になるものが沢山あると、
自分の内部でうっ滞しやすくなります。
邪魔になるものとは何か、
邪気邪念、マイナスの信念であります。
正しくない心の使われ方、習慣化された良くない思考であります。
外へ流れて行かず内部でうっ滞し陰性を帯びたエネルギーは、言わばノイズの多いエネルギーとなり、
外の世界の同じようなノイズを帯びた物事と同調し、更なる乱れた出来事を引き寄せてしまうことにもなります。
仏陀やイエスといった、賢者、覚者に学び、
邪気邪念を追い出し、正しい心の使い方を学んでゆくことは、
エネルギーのもっとも有効で効率的な、発展性のある消費の仕方を習得してゆくとも言えると思います。
一休