一休 真実の探究

野口整体、霊性修行、スピリチュアルなこと、気 エネルギーについて

2015-01-01から1年間の記事一覧

意識と無意識の交流

意識で作り上げてきた自分というものがあります。それを自分と思っていますが、 決してそれだけが自分ではない。 その下にある潜在意識、 もっと深い、無意識というものも、ぜんぶ含めて、自分であります。 これが自分と思ってるのは、 意識で作った自分です…

苦楽の心

怒りや悲しみといった、苦の感情を理性で切り離してしまうということは、 同時に楽をも切り離してしまうことになる。 苦と楽とは、共にある。 感じているものは、 それを自分の一部として使えているところである。感じることの出来ない無感覚なものは、自分…

人間理解

理性というものの使われ方、 人によりその使われ方には違いがある。 人によってその性質もさまざまあるが、 すごく大雑把に別けると、 理性の強い思考型の人と、感情の強い本能型の人とがいる。 理性の強い思考型の人というのは、 怒りや悲しみといった感情…

満ち足りていくために

人は、満ち足りていくために生きているのだと思う。 どうしても欲張ってしまう心は、あるであろう。しかし、 満たされたいと思うなら、捨てること、失うものがないといけない。 今の自分に 一番大事なことは何なのか、 一番大切なものはなんなのか、それを常…

法の道 自己記録

霊性修行を行うということには何の意味があるのか。 禅も密教もその他宗派も、元を辿れば釈尊の教えであるから、やっぱり輪廻からの解脱ということが一つ根底にはあるのだろうと考えている。 霊性修行というもの、解脱へ向かうための知恵と技法を特化して学…

疲労感

疲労というものはほとんどの場合が偏り疲労である。 身体の一部が偏って使われて、そこだけが疲労している。 本当に疲労しているのは一部なのだが、感覚としてはそれでぜんぶが疲れたように感じる。 一部が酷使されて筋が緊張し硬ばった状態にあり、弛まなく…

整体

野口整体は一般的な整体と言われるものとはすべてが大きく異なる。 人間の身体は人体模型のようにきれいにまっすぐ、左右対称、背骨がきれいに理想のアーチを描いている、などまずあり得ない。 一般的な整体の中には、この理想の人体模型に照らし合わせて、…

人間関係

スピリチュアルとかでもよく言われることだが、 ネガティブの強い人、自分と合わない陰をもつ人、不要ならば極力接触は避ける方がいい。 自分の意識をむやみに下げてしまうような人や集まり、自分の気を汚す場などは避けるべしだ。 だがネガティブな人、合わ…

昔の日本人

感情の鬱滞は必ずみぞおちに見ることができる。 みぞおちに硬ばりがある。他の箇所にも出るが、みぞおちはどんな場合も必ず硬くなる。この硬ばりは下に落ちていって丹田まで行くとなくなる。腑に落ちるとなくなって落ち着く。 納得いかない時は上に上がって…

穢れ(気枯れ)

気は調う乱れるということ以外にも、 汚れるきれいになるという要素もある。 これは日頃習慣的に浄化をしているかしてないかで大きく変わる。 部屋の汚れと同じようなことで、日頃から無駄なものを貯めない心がけと、こまめに掃除をしていればある程度はきれ…

煮詰まったら

問題事に行き詰まっているとき、 考えて迷って答えが出ないとき、 煮詰まりを感じるとき、今の意識の状態から、一旦離れることが重要です。 こんなときは必ず何かとらわれて手放せないものがあり、一処に留まっています。それに気づくには、一旦今の意識を弛…

気の乱れと禍

怪我や災難が多い、いざこざやトラブルが多い、 こういう時というのは、必ず自分の気が乱れている。 こんな時に、イライラカリカリしながらことを行っているととんでもない事態を引き起こしかねない。乱れた気を使えば、それに呼応して乱れた禍を招く。 怪我…

業の軽減

修行が進んでいくと、業出し、カルマの清算も短期間に行われていく。 この世のすべてを恨み憎しみ、発狂するほどの怒り嘆き悲しみ、そういった壮絶な感情も表層化してくる。 生きている中で、そういった感情を今生の経験で今味わっているならば、既にそれは…

業が抜けていく時

活元瞑想会での出来事です。4名での少ない活元会でした。 内一人の方は、ネパールで長年修行を続けておられる僧侶の方でした。 数ヵ月前から活元会に参加をされるようになって何度かお目にかかっております。 確かその方が2回目に参加されたときに少し話を…

ストレスの生理発散

感情の抑圧が、生理現象として起こるということが多分にあります。いわゆるストレスと呼ばれるものの多くは陰性感情の抑圧でしょう。陰性感情は交感神経によって支配されておりますので、 陰性感情が抑圧されていると交感神経ばかりを働かせ過ぎてるというこ…

無意識による運動

人間の身体の動きというのは、筋の緊張と弛緩によって動いております。 大別すると、 手とか足とかを意識して動かし得る随意筋による動きと、 内臓のように自分の意志では動かすことのできない不随意筋による動きとがあります。 意識して動く運動と、意識し…

瞑想における 脱力

瞑想と一口に言っても色々なものがあると思いますが、 ほとんど全部に共通することは、脱力が大切ということでしょう。 意識的に力を抜こうと努力すれば、 随意緊張はまず弛められるでしょう。しかしそこからさらに不随意緊張はどれだけ弛められるでしょうか…

治る力

今は、病気をしたり怪我をしたりすれば、まず病院に行くという人がほとんどでしょうか。 そこで薬をもらって処置をする、というのが今の常識でしょう。 こんな常識の中で生活していると、 病気も怪我も、まるで薬の力で治っているものと思い込んでしまいそう…

因果律 続き

問題が起こったということは、 結果が一つ現象として現れたことです。 そこには原因が存在し、その本当の原因が解れば、因果が解かれ、問題は無くなります。 原因にはその原因があり、そのまた更にその原因があります。原因に伴い起こるのが結果であり、それ…

因果律

アインシュタインの言葉です。「いかなる問題も、それを作り出した同じ意識によって解決できない」 問題が解決しないのは、 原因だと思っていることが、本当の原因ではないからです。 本当の原因が解かれれば、結果である問題は消失します。 問題が、そのま…

将来の懸念

先日も朝のテレビ番組で、家庭での子供の学費と老後の生活費のことが流れていて、専門家が必要な貯蓄額などを説明しておりました。 まだ40代そこそこの専門家は、これだけ生きたらこれだけの貯蓄がなければ足りないと、老後の生活資金作りに既に今のうちから…

身体智

現代人は皆、あらゆることを外から得た知識や情報に頼って生きている。 それが正しいと思って生きている人も少なくないのではないだろうか。しかし、自分が本当に必要としているものは、自分の身体が一番知っている。 身体の細やかな感覚と要求を感じ取って…

瞑想の意義 感じて自己を知る

瞑想の1つの意義に、心と身体を落ち着けるということがある。 日常外に向けて使われている意識を、自身の裡に向けていくことで、心身を鎮め、深く自己を知っていくのである。心身を鎮めるとは、 絶え間無く動き続ける思考を止めて、一旦その思考から離れる…

夢を叶える

夢も理想も何もないまま生きている人がいます。 大人になって現実を知ったら夢なんて見れないよと、こんな人は不平不満が多いです。口に出してなくても頭のなかには一杯です。本当に夢も理想もないのでしょうか。 失ったら無くなってしまうのでしょうか。 夢…

サンタクロース

本物のサンタさんはいるでしょうか。 大人になったらやっぱりいないのでしょうか。 私は子供の頃、サンタさんを信じていない可愛くない子供でした。できるなら、子供達にはサンタさんを信じられる夢や憧れがあってほしいと思っております。 さて、 実際のと…

身体感覚の錯覚

今日は調子がいいとか悪いとか、自分で感じている体調というのは、結構あてにならなかったりします。身体感覚というもの、 ふつうの大人であれば、誰しも鈍ったものを沢山持っています。 一つ例をあげてみますと、昔はよくいた腰の曲がったお婆さん。農家の…

エネルギー補充の大事

人生生きておれば必ず大きな悲しみや苦しみに出会うというもの。 そんなとき精神的に、肉体的に酷く弱ってしまうようなこともあるでしょう。こんな時に大事なことは何でしょうか。 一つ考えてみようかと思います。 人間は、目に見える肉体だけでなく多次元で…

情報と潜在意識

今はどこの家でも大概テレビがあると思います。このテレビというものは便利でありながら曲者でもあります。何はなくとも家に居るとテレビをつけっぱなしにしているという方は結構いるのではないでしょうか。 なんとなく聞いている、なんとなく見ている、 こ…

沈んでいる心の声

何事かに心の底から求める執着があるということは、それが人生の一つの道標であると思う。その心の底からの執着にしがみつき本気でそれを得ていこうとすることは、 得たいと思う気持ちと同じだけの恐怖や不安、失意失望感を味わわなければならないことでもあ…

仙人

仙人のイメージといえば、白髭はやして御山のてっぺんにいて、霞を食って生きている何百歳のおじいさん。 私はこんな感じだが、こんな人が今の世にいるのでしょうか。 どうやら実際にいるようです。 と言っても証拠はありませんが。 密教の行者などは修行が…