夏バテ
夏バテの時期になって参りました。
私は夏の暑いのが大嫌いです。
ひどい暑さになってくると呼吸がとても浅くなってきます。
そういうのが続くと、バテてしまいそうにもなります。
私は育ちのなかで胸郭の閉じてしまってきているものが大きくあり、普段的に呼吸が浅く弱いという問題があります。
行を続けてきたことで以前に比べればだいぶマシになってきてはいるものの、
夏の暑さにとりわけ弱いというのはまだまだ克服されることはありません。
胸郭の動きは、腰、太腿、足まで連動しているものですので、
胸郭が閉じて呼吸が浅くなっている場合、
とくに腰、裏の太腿、アキレス腱と必ず縮んで硬ばっています。
暑さだけでなく、パソコンスマホなどによる目の疲れでもこうなることはよくあります。
さらにいえば肩甲骨、後頭部(睡眠の急所)とつながるので、
呼吸の浅い状態だと、副交感神経の働き、睡眠の質ということにも大きく影響してきます。
胸郭の動き、呼吸を自分で調整してゆくのには、下半身の可動性をよくすることから始めるとスムーズにゆく。
縮んだ太腿、アキレス腱、股関節をよく弛めて伸ばすことで上体の縮み硬ばりは楽になる。呼吸も深く入ってきます。
そういう連動で、暑さにやられないためにはとくに足腰が大事です。
足腰に力が籠り、気が籠るよう調整してゆけば、バテることなく過ごせるものです。
縮み硬くなった脚部、足部を部分浴で温めたり、下半身のストレッチをしてよく伸ばしたりすることは効果的です。
私はそれらの調整と、下半身の活元運動をよく行うようにしております。
一休