家系のカルマ
カルマ(業縁)というものは、家系で共有しているものがあるとされます。
ご先祖に陰徳を多く積んでいる人がいれば、本人の知らぬ間にもその恩恵を受けているものがあるのです。
自分が多くの悪業を浄化してゆくことは、家族、家系の幸福にも結び付きます。
身心魂を浄化し、御魂磨きを継続して行うことは、
目には見えないものですが家族、家系を護る力としても大きく働くものです。
私自身、初めはそんなことは考えていませんでしたが、
今は一族の代表としてこうした御魂磨きの修行を行っているのだという気持ちも持つようになっています。
私の場合、頂けている法縁、神縁は本当に特別なものと思っており、
自分一人の為だけに貰えたとはとても思えるものではありません。
まだ見ぬ子孫も含めた、家系の縁者全体を助けるための役割を自分は担っているのではないかと思ったりもするものです。
親い家族であっても、自分自身以外の人にできることというのは当然限られているものですので、
祈るしか出来ないというようなことは、誰にでもあることではないかと思います。
そうした、直接は出来ないようなこと。
目に見える形の物事ではなく、
それ以前の運命的なところに大きく寄与することの出来るのは神の力と思います。
人の力では到底護れないところまで、神の力は及びます。
大切な人、愛する人のために、
自身が厳しい御魂磨きを行ってゆく、
これも正しい一つの道ではないかと私は思っております。
一休