諸行無常
我々は、その瞬間瞬間において生まれ変わっている。
外に見えてる世界も、その瞬間瞬間で、
別世界になっているのだ。
そのものすごく短い瞬間という点が繋がっていったものを、
変化している、という風に感じている。
なだらかに繋がっていった瞬間という点を、アナログ的に途切れてないように感じているのが、時間という概念である。
物理次元よりも高い次元においては、時間というものは存在しない。
その高い次元を、物理の次元に映しているのが、
うつし世、現実である。
高い次元とは、
心の奥底、意識の奥底である。
我々は、その瞬間瞬間に、
似て非なる平行世界、別世界に移行し続けている。
そしてそれにともない、似て非なる自分に生まれ変わり続けている。
人生にもしもはないが、
そのもしもが実際には、すべて存在している。
似て非なる世界から、大幅に違う世界まで、
無限大に存在する別世界の中から、
一つを選び、
焦点を合わせたものを物理次元に味わい、自分の人生としている。
高い意識に焦点を合わせれば、その世界に移行し、その自分を味わう。
低い意識に焦点が合えば、その世界に移行し、その自分を味わう。
諸行無常とは、
こういったことを、物理次元的な解釈で説いているものであると考えます。
一休